遺伝子検査ってどういう良さがあるの?メリットとデメリットを解説!

「遺伝子検査」と聞くと、とても大がかりなことのように聞こえます。
しかし近年におけるテクノロジーの進歩は目覚ましく、そのおかげで遺伝子医学も以前よりはるかに身近で手軽になりました。

ネット上などでも遺伝子検査をやってみた人の情報を見かけるようになり、興味を持っている人も多いのではないでしょうか?

ただ、身近になったとは言えども、遺伝子検査のことを正確に理解している人は少ないはずです。
「遺伝子検査ってどういうメリットがあるの?」「反対にデメリットは何?」と疑問に思っている人も多いでしょう。

ですので、今回は遺伝子検査のメリットとデメリットを詳しく紹介します。

遺伝子検査の3つのメリット

それでは、遺伝子検査のメリットとはなんなのでしょう?
お金を出してまで実際に受ける必要性があるのでしょうか?

結論から言えば、遺伝子情報を把握しておくメリットの方が知らない場合に比べてはるかに多く、受ける必要性はあると言えます。

それではメリットについて説明します。

病気にかかる危険性がわかる

まずは「自分がどんな病気にかかる可能性が高いかわかる」というメリットがあります。

遺伝子検査ではがん、消化器・泌尿器の疾患、骨・関節の疾患など、あらゆる病気に対する発症リスクなどを精密に調べることが可能です。

つまり、自分がどのような病気にかかるリスクが多いかを知ることができ、それを未然に防ぐための対策がとれるということです。かかりやすい病気がハッキリすると、適切な保険をかけられるうえに、病院にかかって早めの診断を受けておくこともできます。

逆に自分がかかりやすい病気を知らなければ、こういった対策を取ることもできません。

自分の体質について詳しく理解できる

二つ目に自分の体質について深く理解できるというメリットがあります。
病気への耐性ではなく、耳垢のタイプ・炭水化物の摂取傾向・飲酒の傾向などの詳しい情報がわかります。

特にアルコールやニコチンなどへの依存は、発症しやすさと遺伝子との関連性が報告されています。ある研究では、アルコール依存者の約3人に1人がアルコールを乱用する親を持っていることが分かりました。

お酒やタバコをやめられない人は多いと思います。
そして一般的にはやめられない人のことを「意志が弱い人」とさげすむ傾向があります。しかし、平均よりもアルコールやニコチンに依存しやすい人は存在し、その原因の一つとして遺伝子が関係している場合もあるのです。ですので、自分がどうなのかを把握しておくことは、依存症を避ける面において非常に重要です。

参照記事:依存症の原因

生活の改善につながる

病気のかかりやすさと自分の体質がわかれば、効果的な対策ができるようになるというメリットがあります。

スウェーデンのカロリンスカ研究所の研究によれば、病気の発症は遺伝要因が約30%、生活習慣などの環境要因が約70%影響していると言います。

遺伝子を変えることは容易ではありませんが、生活習慣を変えることは可能です。遺伝子的にアルコールの依存度が高いとの検査結果がでたのであれば、飲み会などはノンアルコールで我慢するか、なるべく断るなどの対策が打てます。

ただ単にお酒を避けることは難しいかもしれませんが、自分の体がお酒に対して高いリスクを抱えていることを把握していれば、それが強い動機付けになります。

遺伝子検査の2つのデメリット

物事にメリットとデメリットはつきものです。そしてそれは、遺伝子検査にも当てはまります。
デメリットを正確に理解して、「このぐらいだったら大丈夫」と思えたら受けるようにしましょう。

個人情報を渡すことになる

検査に使う唾液や口の中の粘膜には、遺伝子の情報が詰まっています。これらを使えば個人情報を特定することも可能で、漏えいした場合は非常に危険です。

ただ、遺伝子検査を提供している会社は、とても厳格なセキュリティーを設けており、外部機関の承認を受けているところがほとんどです。

ですので神経質になる必要は低いですが、もし気になるのであれば、検査を受けようと思う会社の管理体制を調べてみると良いでしょう。

知りたくない情報を知る可能性もある

また自分の遺伝子情報がわかることで、知りたくなかったような情報を知ってしまう場合もあります。
「重病にかかる危険性が非常に高い」などの悪い情報を知ってしまった時には、現実と向き合うのが辛くなります。

ただ、どんな情報を知りたいかは選ぶことができますし、事前に専門家に相談できる会社もあります。

加えて、自分にとって悪い情報を知ってしまったとしても、感情的にならずちゃんとした対策をうてばその病気を防げるかもしれないのです。

何も知らないまま病気にかかり苦しむよりは、未然に防げたほうが自分のためになると言えるでしょう。

まとめ

遺伝子検査のメリット・デメリットをそれぞれ紹介しました!
まとめると、下記の通りになります。

メリット

  • 病気にかかる危険性が分かる
  • 自分の体質について詳しく理解できる
  • 生活の改善につながる

デメリット

  • 個人情報を渡すことになる
  • 知りたくない情報を知ってしまう可能性もある

客観的に判断しても、メリットの方が大きく上回っています。
自分の体や病気のリスクについて詳しく知ることができ、将来の健康に大きく貢献してくれるでしょう。
また、デメリットに関しても、そこまで気にする必要はありません。
遺伝子検査会社は、個人情報を厳格に守っています。また、事前に知る情報を決めることができるので「知りたくない情報を知ってしまう」というケースもそこまでないでしょう。

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